求人応募へのメール返信は、応募者が企業の第一印象を形成する重要な接点です。返信の内容や時期によって、企業の信頼性や採用活動の成否にも大きな影響を与えます。本記事では、返信時に採用担当者が押さえておきたい基本的なポイントを解説しつつ、採用フローに沿った具体的な返信例文をご紹介します。1. 求人応募メールに返信するときのポイント求人応募メールへの迅速かつ適切な対応は、企業に対する求職者の評価に大きく影響を与える要素です。ここでは、企業側が意識すべき返信時のポイントについて解説します。応募から24時間以内に初回返信を送信する応募者の熱意が最も高いのは応募直後です。この時期に迅速な返信を行うことで、企業の誠実さと効率的な採用プロセスをアピールできます。また、優秀な人材は複数社に応募していることも多いため、素早い対応は採用成功の重要な要素となります。返信が24時間を超える場合は、受付確認の自動返信メールを設定することをお勧めします。その後、詳細な内容を含む正式な返信メールを送ることで、応募者に安心感を与えることができます。なお、自動返信メールは採用活動以外のシーンでも活用可能です。以下の記事ではその他の業務シーンにおける活用例や、自動返信メールの設定方法などを解説していますので、興味のある方は、あわせてご覧ください。<自動返信メールの設定方法を解説!3つの業務シーンでの活用例も紹介>選考プロセスと次のステップを明確に伝える応募者が最も不安に感じるのは、選考の進め方が見えないことです。初回の返信メールには、以下の情報を明確に記載しましょう。選考の具体的な流れ(書類選考→一次面接→二次面接など)おおよその選考期間次のステップの内容と時期連絡方法(メールか電話か)企業の連絡先情報を漏れなく記載する円滑なコミュニケーションのために、以下の連絡先情報を必ず記載します。担当者名と部署名メールアドレスまた、以下の情報も選考フェーズや状況に応じて伝えるようにしましょう。直通の電話番号問い合わせ可能な時間帯応募者の名前や応募職種は正確に記入する個別対応の基本として、応募者の名前と応募職種を正確に記載することは必須です。特に以下の点に注意を払います。氏名の漢字が正しいか敬称は「様」を使用しているか応募職種や部署名に間違いはないか面接日程の候補は複数提示する面接日程を調整する際は、応募者の都合に配慮して複数の候補日時を提示します。以下のポイントを押さえておきましょう。平日の場合、最低3つの候補日を示す可能であれば時間帯も複数用意する(午前・午後・夕方など)候補日は1週間以上先を設定する返信が遅れる場合は遅延理由と返信予定日を伝える選考が混み合っている場合など、返信が遅れる際は以下のような誠実な対応が重要です。遅延の理由を簡潔に説明する具体的な返信予定日を明示するお詫びの言葉を添える個人情報の取り扱いに十分注意する応募者の個人情報は適切に管理し、その旨を伝えることで信頼関係を構築します。個人情報の使用目的を明記する情報管理の方針を簡潔に説明する第三者への情報提供の有無を明示する情報の保管期間がある場合はその旨を記載するモバイル端末での閲覧に配慮した文面を作成する現在は多くの応募者がスマートフォンでメールを確認します。以下のポイントに留意し、モバイルでの読みやすさに配慮した文面作成を心がけましょう。一文を短めに区切る箇条書きを効果的に使用する改行を適度に入れる重要な情報は文頭に配置する2. 状況別:求人応募者対応メールの例文集採用プロセスの各段階で適切なメール対応を行うことは、応募者とのスムーズなコミュニケーションを実現する上で重要です。ここでは状況別のメール例文と、それぞれの場面で意識すべきポイントを解説します。なお、各例文は自社の状況に合わせてアレンジしつつ、テンプレートとしてもご活用いただけます。状況1:応募受付の確認連絡応募受付の確認は、応募者が最初に受け取る企業からの連絡です。この最初の印象が、応募者の企業に対する印象を大きく左右します。丁寧かつ明確な文面で、選考プロセスへの期待感を高める内容を心がけましょう。応募受付確認メールに含めるべき内容:応募に対する感謝の言葉応募書類の受領確認選考プロセスの概要説明今後の連絡時期の目安担当者の連絡先情報例文:件名:【応募受付のご連絡】○○株式会社 ○○職の求人について○○様この度は、弊社「○○職」の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。ご提出いただいた応募書類を確かに受領いたしましたので、ご連絡させていただきます。【今後の選考の流れ】1. 書類選考(○月○日頃までに結果をご連絡)2. 一次面接(書類選考通過の方)3. 二次面接4. 最終面接各選考の詳細は、それぞれの段階で改めてご案内させていただきます。なお、選考に関するご連絡は、原則としてメールにて差し上げます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況2:履歴書・職務経歴書の送付依頼書類選考を進めるために必要な書類の送付を依頼する際は、具体的な提出方法と期限を明確に示すことが重要です。また、応募者の負担を考慮した適切な期限設定を心がけましょう。なお、デザイナーやライターなどのクリエイティブ職への応募の場合は、履歴書や職務経歴書に加えて、スキルや実績を確認するためのポートフォリオの提出を必要に応じて依頼するとよいでしょう。送付依頼メールに含めるべき内容:必要書類の具体的な名称提出方法(メール添付、郵送など)提出期限ファイル形式の指定(PDFなど)書類作成時の注意点例文:件名:【書類送付のお願い】○○株式会社 ○○職の応募書類について○○様この度は、弊社「○○職」の求人にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。選考を進めるにあたり、下記の書類のご提出をお願いいたします。【ご提出いただきたい書類】1. 履歴書2. 職務経歴書【提出方法】・上記書類をPDFファイルにてメール添付でお送りください・ファイル名は「書類名_氏名」(例:履歴書_採用太郎)としてください【提出期限】○月○日(○)までにご提出をお願いいたします。【個人情報の取り扱いについて】ご提出いただいた個人情報は、以下の通り適切に管理いたします。・使用目的:採用選考及び採用手続きのため・管理方法:社内規定に基づき厳重に管理・第三者提供:応募者の同意なく第三者への提供は行いません・保管期間:採用選考終了後、〇か月間ご多忙中大変恐縮ではございますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況3:書類選考結果の通知(合格の場合)書類選考通過の連絡は、応募者にとって嬉しいニュースです。この機会に、次のステップである面接に向けての期待感を高める文面を心がけましょう。通過通知メールに含めるべき内容:書類選考通過の報告次の選考ステップの説明今後のスケジュール感必要に応じて準備事項の案内例文:件名:【書類選考結果のご連絡】○○株式会社 ○○職の選考について○○様先日は、弊社「○○職」の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。書類選考の結果、次の選考ステップへ進んでいただきたく、ご連絡させていただきました。つきましては、面接の日程調整をさせていただきたく存じます。追って、別途面接日程調整のメールをお送りいたしますので、今しばらくお待ちください。なお、面接は約1時間程度を予定しております。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。引き続き、よろしくお願いいたします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況4:書類選考結果の通知(不合格の場合)不合格の通知は、応募者の心情に配慮しながら、誠実に伝える必要があります。応募者の今後につながるような、建設的な文面を心がけましょう。不合格通知メールに含めるべき内容:結果の明確な通知選考への感謝の意丁寧な謝意の表明今後の可能性への言及(該当する場合)例文:件名:【書類選考結果のご連絡】○○株式会社 ○○職の選考について○○様先日は、弊社「○○職」の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。慎重に選考を進めさせていただきました。誠に申し訳ございませんが、今回は次の選考にお進みいただくことが叶いませんでした。書類選考にお時間を割いていただき、ありがとうございました。このようなご連絡となり、大変申し訳ございません。なお、今後、弊社の求人にご関心をお持ちいただける機会がございましたら、ぜひ再度ご応募ください。この度は、誠にありがとうございました。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況5:面接日程の調整連絡面接日程の調整は、円滑な選考進行の要となります。候補日時を複数提示し、応募者が選択しやすい形で提案することが重要です。また、面接の形式や所要時間なども明確に伝えましょう。日程調整メールに含めるべき内容:面接実施の目的面接の形式(対面・オンライン)所要時間候補日時(複数)回答期限例文:件名:【面接日程調整のお願い】○○株式会社 ○○職の面接について○○様書類選考通過のご連絡に続きまして、面接の日程調整をさせていただきたく存じます。下記日時で面接を予定しております。ご都合の良い日時をお知らせください。【面接候補日時】・○月○日(月)10:00~・○月○日(月)14:00~・○月○日(火)10:00~・○月○日(火)15:00~【所要時間】約1時間を予定しております。【回答期限】○月○日(金)17:00までにご返信をお願いいたします。なお、上記日時でご都合が合わない場合は、その旨ご連絡ください。別の日時で調整させていただきます。ご多忙中大変恐縮ではございますが、ご連絡をお待ちしております。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況6:面接日時の確定通知(来社の場合)面接日時が確定したら、応募者が不安なく来社できるよう、必要な情報を漏れなく提供することが重要です。特に来社の場合は、場所や経路の案内を丁寧に行いましょう。確定通知メールに含めるべき内容:確定した日時の明記面接会場の詳細な案内持ち物当日の連絡先遅刻・キャンセル時の対応例文:件名:【面接日時確定のご案内】○○株式会社 ○○職の面接について○○様先日ご連絡いただきました面接の日程について、下記の通り確定いたしましたので、ご案内申し上げます。【面接日時】○月○日(月)10:00~【面接会場】○○株式会社 本社ビル〒000-0000東京都○○区○○1-1-1 ○○ビル3階【アクセス】・○○線「○○駅」○番出口より徒歩5分・○○線「○○駅」△番出口より徒歩7分※ビル1階に○○銀行がございます。【所要時間】約1時間を予定しております。【ご持参いただくもの】・筆記用具・メモ帳※履歴書等の応募書類は事前にご提出いただいておりますので、当日の持参は不要です。【当日の連絡先】TEL:○○-○○○○-○○○○(採用担当直通)万が一、遅れる場合や体調不良等で来社が難しい場合は、必ず事前にご連絡ください。なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。当日は、10分前までにお越しくださいますよう、お願い申し上げます。お会いできることを楽しみにしております。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況7:面接日時の確定通知と実施方法の案内(オンラインの場合)オンライン面接の場合は、接続方法やツールの案内など、スムーズな実施のための情報提供が重要です。また、通信トラブル時の対応方法も事前に明確にしておきましょう。オンライン面接通知メールに含めるべき内容:確定した日時使用するオンラインツール接続方法の詳細事前の通信テスト案内当日の緊急連絡先トラブル時の対応方法例文(Zoomを利用したオンライン面接の場合):件名:【オンライン面接のご案内】○○株式会社 ○○職の面接について○○様先日ご連絡いただきました面接の日程について、下記の通り確定いたしましたので、ご案内申し上げます。【面接日時】○月○日(月)10:00~【所要時間】約1時間を予定しております。【実施方法】Zoomを使用したオンライン面接【接続情報】・ミーティングID:000 0000 0000・パスコード:000000・URL:https://zoom.us/j/0000000000【事前準備のお願い】・カメラとマイクの使用が可能なPC、タブレット等をご用意ください・安定した通信環境での接続をお願いいたします・可能な限り、周囲の騒音が少ない場所からご参加ください・面接開始5分前までに接続をお願いいたします・事前にZoomのダウンロードをお願いいたします ダウンロードページ:https://zoom.us/download【接続に関するご案内】接続方法について、下記FAQページをご確認くださいZoom接続FAQ:https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0063420【通信テストについて】Zoomのご利用が初めての場合は、事前に以下のURLから接続テストを行ってくださいhttps://zoom.us/test【当日の緊急連絡先】万が一、通信トラブルが発生した場合は、すぐに下記電話番号までご連絡ください。TEL:○○-○○○○-○○○○(採用担当直通)状況に応じて、電話での面接に切り替えさせていただく場合がございます。なお、その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。当日のオンライン面接、よろしくお願いいたします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況8:内定の通知内定通知は、応募者にとって待ち望んでいた連絡です。喜ばしい内容を伝えながらも、入社に向けての具体的な手順を明確に示すことが重要です。また、次のステップに向けての期待感を伝えることも大切です。内定通知メールに含めるべき内容:内定の通知お祝いと歓迎の意今後の手続きの概要返信期限入社に向けての予定例文:件名:【採用内定のご連絡】○○株式会社 ○○職の選考結果について○○様先日は面接にご参加いただき、誠にありがとうございました。この度、慎重に検討させていただいた結果、○○様を採用内定とさせていただきたく、ご連絡申し上げます。当社の企業理念や業務内容についてご理解いただき、また、意欲的に取り組む姿勢をお示しいただいたことを、大変嬉しく存じます。今後の手続きにつきまして、下記の通りご案内させていただきます。【今後の流れ】1. 内定承諾のご返信(○月○日まで)2. 入社条件の確認3. 内定承諾書の送付4. 入社手続きのご案内つきましては、まず内定のご承諾について、○月○日(○)までにご返信いただけますと幸いです。なお、ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。心よりお待ち申し上げております。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況9:不採用の通知不採用の通知は、応募者の心情に配慮しつつ、明確に結果を伝える必要があります。また、応募者の今後のキャリアにつながるような、建設的なメッセージを含めることも検討しましょう。不採用通知メールに含めるべき内容:結果の明確な通知選考への感謝丁寧な謝意今後の可能性への言及(該当する場合)例文:件名:【選考結果のご連絡】○○株式会社 ○○職の選考結果について○○様先日は面接にご参加いただき、誠にありがとうございました。慎重に検討させていただきました結果、誠に申し訳ございませんが、今回は採用を見送らせていただくこととなりましたことを、ご連絡申し上げます。面接を通じて、○○様の熱意とこれまでの経験を拝見させていただきましたが、総合的な判断により、このような結果とさせていただきました。選考プロセスにお時間を割いていただきましたことに、心より御礼申し上げます。なお、今後新たな募集を行う際には、ぜひ再度ご応募いただけますと幸いです。この度は誠にありがとうございました。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況10:内定辞退に対する返信内定辞退の連絡を受けた際は、応募者の意思決定を尊重しつつ、丁寧な対応を心がけます。また、将来的な再応募の可能性も考慮し、前向きな印象を残せるような文面を心がけましょう。内定辞退への返信メールに含めるべき内容:辞退の意思の確認選考プロセスへの感謝将来的な可能性への言及今後の活躍への期待例文:件名:【内定辞退のご連絡について】○○株式会社 ○○職の件○○様この度は内定辞退のご連絡をいただき、ありがとうございます。慎重にご検討いただいた上でのご判断かと存じます。ご意向を承知いたしました。長期にわたる選考プロセスにお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。今後、状況が変わり、弊社に再度ご関心をお持ちいただける機会がございましたら、その際はぜひご連絡ください。○○様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━状況11:入社手続きの案内入社手続きの案内は、漏れがないよう必要書類や手順を明確に示すことが重要です。また、入社までのスケジュールを具体的に示し、安心して準備を進められるよう配慮しましょう。入社手続き案内メールに含めるべき内容:必要書類の一覧提出期限入社日程の確認初日の案内事前準備事項例文:件名:【入社手続きのご案内】○○株式会社 入社手続きについて○○様この度は弊社への入社をご承諾いただき、誠にありがとうございます。つきましては、入社手続きについて、下記の通りご案内させていただきます。【入社日】○年○月○日(○)【初日の予定】・集合時間:9:00・集合場所:○○株式会社 本社受付・服装:スーツ【必要書類】1. 住民票(発行から3ヶ月以内のもの)2. 源泉徴収票(前職がある場合)3. 年金手帳のコピー4. 健康保険証のコピー(扶養家族がいる場合は家族分も)5. 銀行口座情報(給与振込用)【提出期限】○月○日(○)必着【書類の送付先】〒000-0000東京都○○区○○1-1-1○○株式会社 人事部 採用担当 宛なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。入社当日、お会いできることを楽しみにしております。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○株式会社人事部採用担当:○○TEL:○○-○○○○-○○○○Mail:○○@○○.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━3. 求人応募者へのメール送信・返信前にチェックしたい事柄採用担当者として適切なメール返信を行うためには、送信前の確認作業が重要です。慎重なチェックを行うことで、応募者とのコミュニケーションを円滑に進めることができ、また企業としての信頼性も高めることができます。以下のチェックポイントを確認しましょう。応募者の氏名と敬称は正しいか応募者の氏名は最も重要な個人情報の一つです。誤った表記は、応募者に不快感を与えるだけでなく、企業の印象を大きく損なう可能性があります。確認のポイント:氏名の漢字が応募書類と一致しているか敬称は「様」を使用しているかスペルミスや誤変換がないか応募職種や募集要項に誤りはないか応募職種の表記ミスは、応募者に混乱を招く原因となります。また、募集要項との整合性も重要です。確認のポイント:職種名は募集時の表記と一致しているか部署名や勤務地の情報は正確か応募時期や募集枠に齟齬がないか待遇や条件を記載する場合は誤りがないか誤字脱字は発生していないか文面の誤字脱字は、企業としての信頼性を損なう要因となります。特に定型文を使用する際は、慣れによるミスに注意が必要です。確認のポイント:文章を一度音読して不自然な点がないか句読点の位置は適切か半角・全角の使い分けは正しいか特殊な用語やカタカナ語のスペルは正確か選考プロセスの説明に不備はないか選考プロセスの説明は、応募者が次のステップを理解する上で重要な情報です。漏れや矛盾がないよう、特に慎重な確認が必要です。確認のポイント:選考ステップの順序は正しいか日程や期限の設定は適切か必要書類の案内に漏れはないか連絡方法は明確に示されているか日時や場所の情報は正確か面接案内などで日時や場所を伝える際は、情報の正確性が特に重要です。応募者が迷うことなく対応できる内容となっているか確認しましょう。確認のポイント:日付と曜日の整合性時間の表記は統一されているか場所の案内は分かりやすいかアクセス方法の説明は十分か添付ファイルの内容は適切か添付ファイルを送る場合は、内容の確認に加えて、ファイル形式や容量にも注意が必要です。確認のポイント:ファイルは正しく添付されているかファイル名は適切かファイル形式は一般的なものか機密情報は含まれていないか送信先メールアドレスに間違いはないかメールアドレスの入力ミスは、個人情報漏洩のリスクにもつながります。送信前の最終確認として、特に慎重なチェックが必要です。確認のポイント:アドレスの表記は正確か複数の宛先がある場合の重複はないかテスト送信用アドレスが残っていないかBCCの使用は適切か複数の応募者にメールを送信する場合は、個人情報保護の観点からBCCの使用が重要です。確認のポイント:BCCの使用は必要かToやCCに個人情報が露出していないかBCCの使用で情報が欠落していないか一斉送信の場合の注意事項は記載されているか4. 採用活動のメール対応を効率化するなら「メールボット」がおすすめ!最後に、今回ご紹介した求人応募メールの返信方法について、重要なポイントをまとめます。応募者とのコミュニケーションの第一歩として、24時間以内の初回返信を心がける。この素早い対応が、企業の誠実さを示す重要な要素となる。各選考段階に応じた適切な情報提供を行い、応募者が次のステップを明確にイメージできるようにする。特に、選考プロセスの全体像は早い段階で共有することが重要。送信前には必ず文面の確認を行い、特に個人情報や日時・場所の正確性には細心の注意を払う。ひとつの誤りが、企業の信頼性を大きく損なう可能性がある。なお、選考の各フェーズでは求職者からさまざまな質問・問い合わせメールが送られてきます。選考人数が少ない場合は問題ないかもしれませんが、新卒の一括採用や事業拡大に伴う大量選考を行う場合、1件ずつ返信対応するのは採用担当者にとって大きな手間となります。そこでおすすめなのが、メールボットの活用です。メディアリンクが提供するメールボット「AItoMail(アイトメール)」は、ナレッジデータに基づき最適なメール返信文を自動生成・送信(またはそれを補助)するツールです。具体的には、以下2通りの方法で使い分けることができます。使い方1:AIに自動でメールを作成・返信してもらう顧客からのメール内容に対し、AIが文面を作成、返信まで自動対応します。画一的な文面ではなく、個々にパーソナライズされた文面の作成が可能です。使い方2:返信メールの作成をAIに補助してもらうChromeやEdgeの拡張機能アプリを利用し、AIが返信メールの文面案を作成します。自動返信までは行わず、人が確認・編集してからメールを送信できます。採用活動においては、例えば、応募フォームから送られてきたメールの一次返信を完全自動化し、個別に寄せられる問い合わせに対してはAIに返信文面の作成を補助してもらう、といった活用方法が可能です。事務的な作業を効率化しつつ、より付加価値の高い業務に注力したい採用担当者の方は、ぜひ「AItoMail」をご検討ください。<生成AIでメール返信を効率化&パーソナライズ化!「AItoMail」の詳細はこちら>なお、以下からオンライン面談をお申し込みいただくことも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。%3C!--%20Begin%20TimeRex%20Widget%20--%3E%0A%3Cdiv%20id%3D%22timerex_calendar%22%20data-url%3D%22https%3A%2F%2Ftimerex.net%2Fs%2Fshin.miyata_b98b%2Fbd3ca95d%22%3E%3C%2Fdiv%3E%0A%0A%3Cscript%20id%3D%22timerex_embed%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fasset.timerex.net%2Fjs%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%0A%0A%3Cscript%20type%3D%22text%2Fjavascript%22%3E%0A%20%20TimerexCalendar()%3B%0A%3C%2Fscript%3E%0A%3C!--%20End%20TimeRex%20Widget%20--%3E